オープンな議論とクソリプ(?)で皆が信頼しあうサイボウズ!中途入社で活躍中の方々にお話を聞いてきました

こんにちは、Buildersconスタッフの石田です。 最近一番書いている言語が「日本語」になりつつあります😁

前回の記事で当方が八王子在住ということをお話いたしましたが、お客様や契約している会社は地元でなく東京の事が多いです。*1

年に一度も出社しない会社にも所属していますが(しても忘年会とか…)、ありがたい事にお客様や同僚にもそれを納得いただいています。 私はこういった働き方を望んでやっていて、そのおかげで「痛勤」や高いランチに悩まされることなく仕事に集中出来ていますし、都心と違って比較的広い家にも住めます。これも働き方の一種ですね。

さて、生産性を上げるために多様な働き方が認められつつある昨今、その先陣をきって多様な働き方を実践する企業の一つにサイボウズ株式会社様を忘れることができません。

サイボウズ様の取り組みは色々なメディアに書かれていますが、実際のところはどうなんでしょう?ということでbuilderscon tokyo 2017の協賛もいただいておりますサイボウズ様へ取材にいってきました!

今回はサイボウズさんに所属する方々の中でも、中途で採用されて1〜2年の皆様にリアルなお話を聞くことができました。新天地に興味がある皆様必見です!

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本日お話をいただく方々のご紹介

池添さん

ーーみなさん本日はお時間いただきましてありがとうございます!今回は東京と大阪をテレカンでつないでのインタビューとなります。では現在私と一緒に場東京にいらっしゃる池添さん、自己紹介をお願いできますか?

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池添さん「私は2016年9月に入社しまして、まだ一年たっていません。所属はアプリ基盤チームでプログラマーをしています」

ーー具体的にはどのようなことをしているのですか?

池添さん「いまはNECO プロジェクトを推進し、ログ基盤などを担当しています」

blog.cybozu.io

ーー特技はありますか?壊れたサーバーを撫でると治るとか…

池添さん「えっ特技ですか…?(困惑) …特技ではありませんがAngularJSの書籍を執筆したり、Software DesignJavaの記事を執筆したりしましたね」

AngularJSリファレンス

AngularJSリファレンス

ーー正統派にすごい。サイボウズに転職する前は何を?

池添さん「とあるグループウェアの会社ではたらいていました、サイボウズはそういう意味でも転職前から心理的に近しい所がありましたね」

山藤さん

ーー山藤さん、大阪より参加ありがとうございます!そっちは天気良いですね?(この日、東京の天気は不安定)

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山藤さんこちらは快晴です!はじめまして、私も2016年9月入社で、kintoneの新規開発チームに所属しています。フロントのJSや、APIの開発などをしています」

ーーサイボウズではどのように活躍されていますか?

山藤さん「私は前職の大手ウェブサービス系企業でスクラム開発をおこなっておりまして、スクラムマスターの認定も持っています。入った当時kintoneのチームがスクラムに取り組み始めた頃でしたので、そういった開発の仕組みを皆とつくりあげてきました。そういう意味では特技はスクラムですかね」

ーー特技ありがとうございます!なるほど、それは貴重な経験と技術ですね!

三苫さん

ーー三苫さんも大阪から参加ありがとうございます!

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三苫さん「よろしくお願いいたします。私はお二人より一年早い2015年9月入社で、前職ではメールマーケティングCRMの開発をおこなってきました。山藤さんとは別チームですが、同様にkintoneの開発を行っています」

ーーサイボウズではどのようなことをご担当されていますか?

三苫さん「サーバーサイドのことなら全部、という感じですかね。直近ではDBの速度改善などをおこなっています」

ーー特技はいかがでしょうか

三苫さん「特技ですか…」

山藤さん三苫さんは、絶対にプレゼンで滑らないんですよ」

三苫さん「(笑)うわっハードルが上がるなぁ!」

三苫さんのプレゼンにつきまして、いくつか教えていただきました。動画等ではなく、スライドではありますが

www.slideshare.net

www.slideshare.net

ーーおっ、それは期待大ですね!どんどんハードル上げていきましょう!皆さん今日はよろしくお願いいたします!!

(一同笑)


どういう経緯でサイボウズに入ったか?

ーー皆さんサイボウズに転職してこられた方々ですが、一体どういった流れで、あるいはどういった魅力を感じてサイボウズを受けたのですか?

池添さんプログラマとしてレベルの高い所に入りたいと考えたからですね。また、去年結婚しまして、そうなると働きやすそうな会社という所にも魅力を感じました」

ーーご結婚おめでとうございます!それらの感想は、どこで覚えたのですか?

池添さん「エンジニアリングについては、サイボウズの公式テックブログを見て、良いなとおもいました」

blog.cybozu.io

ーーサイボウズインサイドアウトですね、あのブログはシッカリ更新していて面白いですよね。池添さんは当時他に行きたいという企業はありましたか?

池添さん「私は最終的にはサイボウズ一本になりましたね」

ーーおお、ここしかない!という感じだったのですね。山藤さんはどうですか?

山藤さん「私はどこの会社に転職するかではなく、サイボウズへ転職か、あるいは起業で考えていました」

ーーなぜそう考えられたのですか?

山藤さん「一般的な9時から18時といった働き方がエンジニアに最適なのかは元々疑問に感じていて、エンジニアはもっと効率的に働けるのではないか?とずっと考えていました。たとえば人によっては出社時間を柔軟にしたり、週何日かは在宅勤務をしたりとかそういった事ができるのではないかと」

ベンチャーを除けば多様な働き方ができる会社は少ないので、こういう製品で、こういう働き方で、と考えるとサイボウズしかありませんでした」

ーーなるほど、サイボウズさんがそういった多様な働き方をサポートしているのはどこで知りましたか?

山藤さん「たしか採用サイトの会社紹介と、サイボウズの働き方のブログ、サイボウズ式でも見たかな…」

様々なメディアにて取り上げられていますが、一例として

http://logmi.jp/50252

ーーなるほど、三苫さんはいかがですか?

三苫さん「私もサイボウズに転職できなければ、まだ前職にいたとおもいますね。私は前職が近しい業界だったのものあり、kintoneもしっていましたし、マルチテナント、スキーマレスなどの技術にも親しさを感じていました。ただ、きっかけとしては子供が生まれて家庭と仕事と趣味のプログラミングのバランスについて考え始めたからですね」

「前職では仕事の比率が大きく少々しんどかったのですが、そんな中知り合いがサイボウズに先に転職していまして…『いいですよ!』という感想を教えてもらい、実際に働きやすさのサポートがシッカリしていると知りました」

「そして、サイボウズはビジネス向けの『人が働きやすくする製品』をつくっていて、さらにそのツールの最大のユーザーが自社でありドッグフーディングをする文化もある。そういった方向性や理念にも共感を感じました」

山藤さん「私もそういったサイボウズが提供する価値が良いと考えていて、自社の効率化だけでなくて社会を効率化する。普段紙とかエクセルでやっているような業務を毎日1時間でも2時間でも短くできれば、社会の効率化につながってみんな早く帰宅して色々なことができるのではないかと思います」

ーーサイボウズさんといえばグループウェア、という印象がまだまだ多いと私は考えていて、三苫さんや山藤さんがおっしゃるkintoneについて知らない方も多いと思います、ちょっとだけ紹介してもらえますか?

三苫さん「kintoneはクラウドで提供される、データベース型のアプリを作成するツールです。日常業務のデータをみんなで共有して、コメントをつけたりでデータがどう改善されたか等のコミュニケーションができるのがすごい所です」

山藤さん「kintoneの最大のユーザーは社内です、社内のSNSもkintoneで実装されていて常にドッグフーディングをしていますし、kintoneの開発にもkintoneを活用しています」

ーーkintoneはAPIも提供されているんですよね、面白そうなので、私も開発者アカウントを登録してみました。

kintone.cybozu.com

個人的に、エンジニアにはわかりやすい説明はこちらだと思います

developer.cybozu.io

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中途採用の流れについて

ーーそうやってサイボウズに興味をもって、皆さんは実際どうやって入られたんですか?

池添さん「公式サイトの採用から普通にエントリーしましたね」

山藤さん「私も同じです」

三苫さん「先にはいった知り合いがいいかんじに取り持ってくれるかな〜〜なんて思ったんですが、まあそんな事はなく(笑)私も公式サイトから普通にエントリーしましたね」

(一同笑)

ーー大阪のお二人は面接の時には東京にきたりしたんですか?

三苫さん「私は面接も大阪でしましたね、今日のようにテレカン(テレビ会議)で面接しました。テレカンでもというか、二次面接では会議室にはいったら画面の中にしか相手がいないみたいな面接もありましたね(笑)」

ーーそういえば、お二人も本日私がこの部屋に入った時、すでにスタンバイしていたましたね、そういうシステムなんですね。サイボウズさんのテレカン非常に品質良いですよね…まったく違和感もないし。

f:id:uzulla:20170531005133p:plain (個人的に憧れるシスコのテレカンシステム)


サイボウズでのリモートワークは

山藤さん「私が所属するチームのメンバーは私以外は東京勤務で朝会もテレカンです。さらに在宅勤務もありますから、相手が今どこで働いているかわからなくなってきて…テレカンの背景で今どこかわかるみたいな事がありますね」

ーー同僚と常時対面ではない働き方ってどうですか?私も基本リモートワークをしているのですが、普段から顔をあわせないと『実は燃えてる』みたいなのがわかりづらくないですか?

山藤さん「うーん…勿論意識的に色々やっていますが、会える時には会いますし、こうやって顔を見るテレカンもしばしばやります。後、社内にkintoneを用いて構築されたSNSがありますが、エンジニアも役職者もそういったツールを使うことに抵抗がありませんね」

ーーリモートワークに慣れる土壌があるんですね、苦労をしなくてもうまく出来ているのはすごい

山藤さん「やっぱりリモートはつらい時にちゃんと言わないと難しいですよね。離れているとモヤモヤを伝える方法がすくないので…例えば振り返り等をしっかりやってモヤモヤを早めにキャッチしたり、伝えるようにしています」

「ただ、非同期のコミュニケーションはラグがありますね、慣れると在宅勤務の日はそのラグの間に皿洗いをすることもありますが」

「それより、私が東京のチームを仕事をしているからでもありますが、だんだんと自分が出社する意味がみえなくなってきて…さびしくなったりしますね(笑)」

ーーそこまでのレベルの高い悩みは僕にはまだ無いですね〜次元が違う

三苫さんサイボウズはリモートワークの環境は整備されていますね。ただ、セキュリティに非常に気を使っていることで個人的にリモートワークに不満を感じることもありますね(笑)」

ーーというと?

三苫さん「リモートワークでの業務は専用に貸与されたPCで専用の認証機器をつかって認証し、社内のPCにリモートで接続して行います。こうなると入力の遅延が気になることがありますね…そういうのが嫌な人はつらいかもしれない、細かい事ですが」

ーーなるほど、そうなると出社する意義がありますね

山藤さん「私は回線がいいから問題ないですよ(笑)それより三苫さんはWindowsPCだからいいですけど、私はMacなので認証システムが外付けだから邪魔だったりしますね…セキュリティのためには必要ですが」

三苫さん「あとは、基本社内で検証したPCが提供されるので…(某国産のPCをみせながら)元々私はThinkpadしかありえない人なんですが、貸与されているPCは違うんですよね(笑)」

ーー細かいですけど、それは非常に実感の湧くポイントですね(笑)ところで、社内のPCはWindowsMacなのですか?

池添さん「私のチームではみんなLinuxをつかっていますね」

ーーおお…多様ですね

池添さん「WindowsPCほどサポートはされないのですが、社内であれば自分の責任で自由にできます」

ーーさすが32GBのメモリが標準な会社ですね…福利厚生(?)がしっかりしている


会社が社員を信頼し、離れた相手でも身近なサイボウズ

ーーそうして働かれている現在ですが、どうですか、入る前と印象が変わった事とかありますか?

池添さん「入る前の想像通り、エンジニアとして働きやすい環境が用意されていましたのでそんなに想像と違う所はありませんでした」

「ただ、意外だったのは皆さんきっちりして真面目だった所ですね。不真面目な人がいると想像していたわけではないのですが、エンジニア的な緩さ…朝遅いとか、夜遅くまで働くとか、そういった人は少なくて、きっちりしているなとおもいました。私もきっちり派なのでそこはよかったですね」

山藤さん「私は入社前に知らなかった事として『公明正大』という文化がありました、これは変にごまかさなくてよいという文化ですね。例えば病院に行くなどで午前休を取る事がありますが、変に遠慮せず『病院に行きます』と正直に言う事を歓迎する文化ですね」

三苫さんサイボウズは嘘が不要というか、正直が重要な文化ですね。私も以前『出社時にゴミ出しにでたら、ゴミ袋が分解してしまった』という事件で少しおくれて出社したのですが、それをそのまま社内のSNSに報告したらたくさんの『いいね』がつくという(笑)」

本邦初公開(?)その様子のスクリーンショットをいただきました

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「もともと裁量労働ではありますが、普段から成果をだしていれば、そういった些細な事はネガティブな話にはなりません。重要な所とそうでない所をきちんと区別してくれて、気にしなくてよいのは大きいですね」

ーー細かい所より、日々の成果をちゃんと見てくれるのは会社に信頼されている感じで、安心して働けていいですね!しかしそういった珍事も社内のSNSで共有されてるんですね

三苫さん社内SNSは雑談も多いですよ。花粉症がつらい!と書いたら、偉い人から『花粉症は迷信だとおもってた!』という冗談リプライが付く程度には(笑)」

ーーそれは…世間的にいうところのクソリプってやつですね?

クソリプとはつまりみなさんご存知のクソリプの事ですが…ここでは「とりたてて建設的とはいいがたいネタ的なリプライ」のことを指します、指しますったら。

三苫さん「全部がそんなやり取りではないですが(笑)社内の人間同士、そして相手が役職者でもそうなので身近さを感じられますね。実は今日、私は池添さんと初めて同じ場につくのですが、SNSでこんな人だな〜という程度には知っていました」

山藤さん「距離が離れていても雰囲気が伝わるのはよいですよね、大阪の私も東京の巨大冷蔵庫の話題を知る事ができました。今はこんな話題で炎上…ではなく、盛り上がっているんだな〜と社内のトレンドに乗る事ができます」

ーーなるほど盛り上がり…(巨大冷蔵庫での炎上…ではなく盛り上がりとは一体)

山藤さん「そういったネタ(?)も楽しいですが、勿論真面目な話や助け合いも重要な事ですよね。わからない所について社内SNSでつぶやくと、違うチームの人でも気軽に解決策を教えてくれたりします」

「昔のコードと格闘していたら、当時そのコードを書いていた、今では役職が付いた人でも直接説明してくれる事もあります」

サイボウズの役職者は技術上がりの人間も多いのですが、距離だけでなく立場が離れてもSNSによって質問しやすいですし、身近に感じる事ができますね」

特別に提供いただいた平常(?)のやり取りのスクリーンショットサイボウズの開発本部長で、JSなどで有名な佐藤さん(@teppeisさん)と、イクメンモバイルエンジニアの柴田さん(@vacchoさん)のやりとり

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サイボウズは「オープン」!

ーー社内SNSはなんでもありなんですね〜

池添さん「そういった同僚からのサポートや社内の流行を知ったりも重要ですが、もっと重要なサイボウズの文化に『とてもオープンである事』があります。業務や意思決定について多くが社内SNS等でオープンなんです」

「意思決定のプロセスを見ることができたり、何か障害などが発生した後に営業と本部長とのやり取りをみたりできます。それによって仕事における納得感を得ることができます」

「たとえばクレームの履歴も確認することができます。自分が携わるサービスをご利用頂いているのはどのようなお客様なのか、そして実際に困っている内容を把握できると実感と責任をもって対応する事ができます」

三苫さん「他の具体的な例として、大阪の開発部長が研修について回顧録をかきまして、当時のバッドプラクティスを提供したところ現在の研修の人間がではどうやるべきかと話が展開し、シェアされ、次の研修に活かすための建設的な議論に発展しました。こういったことが多く発生しています」

ーー先程会社が社員を信頼していると思いましたが、オープンなおかげで社員が会社を信用しているんですね。ただ、そこまでなんでも有りだとお互いが同僚であっても「炎上」とか無いのだろうかと思ってしまうのですが、どうなんでしょうか

三苫さん「多様な人たちがいるので、全部の意見が統一されているみたいなことはありません。議論は起こりますし、炎上に見えるかもしれませんね。ただ、自分の理論をちゃんと用意をして、相手に説明をしていく覚悟を持てば大丈夫です」

「それで自分とは異なる意見が一定数いる事を認識する事もできますし、その議論の内容からしっかりと内容を磨き上げる事もできます」

池添さんサイボウズでは皆が自分の意見を説明する責任があり、同時に疑問があれば質問をする責任もあります。これは入社前にも説明されますし、研修などでも説明がされる重要な事です」

山藤さんサイボウズではいわゆるHRTの原則が守られていて、みんな謙虚ですし、個人攻撃じみた事はないですね」

HRT、Humility(謙虚)、Respect(尊敬) Trust(信頼)の頭文字。書籍Team Geekなどで紹介されている良いチームになるために重要とされる要素

f:id:uzulla:20170531004928p:plainサイボウズさんのオフィスは日本橋にあり、ものすごい眺めが良い。スカイツリーもこの通り)


現在も変わりゆくサイボウズ

ーー失礼ながら、ここまで「いい話」しかお聞きしていなくて、だいぶ嘘くさい記事になりそうなんですがどうしましょう。

(一同苦笑)

三苫さん「ううん…そうですね……一つ思い出したのが、サイボウズはいわゆる『ホワイト企業』といわれますが、しかし最初からそうだったわけではなく『変化』してきた会社だと感じます。転職する時に会社の就業規約を読んだところ、確かに昔は『ブラック』だったのだろうな…と感じた事はありますね」

ーーおっ、闇っぽい

三苫さん「その時はすこし微妙な気分にはなりましたが今は違いますし、それ以外の事においてもより働きやすい会社へと変化としていってます」

ーー闇ではなかった、最終的にはいい話になってしまった…

池添さん「業務内容でいえば、サイボウズのプロダクトはビジネス向けツールでなおかつ歴史もありますから、やはり技術的負債やしがらみも少なくはありませんね……それをつらいと感じる事もあります」

「ただ、今私が進めているのはまさにそういった負債の返済、クラウドの刷新計画ですので、時につらく感じたとしても地道に直していきたいと思っています」

ーー先程のお話だと5年計画とのことですが、進捗どうですか?

池添さん「……頑張っていきます(笑)」

(一同笑)

ーーリアルなコメントありがとうございます(笑)

池添さん「どんどんと直していますし、直していけるのはいい所だと思いますね」


一緒に働きたい人の姿

ーーサイボウズの実際を色々説明いただいて、私も実感を得られました。きっとサイボウズに興味がある方は沢山いらっしゃると思いますが、どういった方に来てほしいと思っていますか?

山藤さん「うーん、相談が出来る人ですかね…例えば過去に大規模なシステムをやったことがあって、それが先端でなくてレガシーであったとしても、そこには様々な経験があるとおもいます。そういった経験が活かせると思います」

池添さんサイボウズには色々な人がいてサポートすることができますので、あらゆる分野に達者でなくても活躍できるはずです。それより『ある分野では負けない!』みたいな人が来てくれるとお互いに得られる事も多く、活躍もできるのではないでしょうか」

三苫さん「未完成だったり精度の低い事であってもどんどんと発言してくれる人がいいですね。サイボウズではそういった意見をつかまえて、議論を経て良いものにしていく事が出来ます。なので石を投げ込んでくれるような人がきてくれると、面白そうですし、いい働き方ができるのではないでしょうか」

山藤さん「あと学び続けることは必要ですね、最近だとReactJSやRedux、Electron等がたとえばそういったものでしょうか。サイボウズは何かとみんな学んでいる人が多いし、たとえば部長はIoTを学んでいます」

ーーReactとかだとありきたりなんで、もうちょっとこう、具体的なものってありますかね

池添さん「むずかしいですね…Javaのパフォーマンス、メモリ管理、負荷対策、設計思想とか、そういったものとか?あとはDDDとか。あるいは現在インフラの刷新もおこなっているので、コンテナ周りの技術とかも歓迎ですし、検索の箇所ではElasticsearchとかの経験も歓迎します。先程の通り、これ全部が必須というわけではないですが」

三苫さん「実は…私は入社前に自信がなくて、ちょっと及び腰だったのですよね。ただ、知り合いが入ったので、失礼ながら『これなら行けるか!?』って正直思って挑戦しました(笑)興味をもった皆さんも、この記事を読んで受けてみてほしいですね!」

(一同笑)

三苫さんサイボウズには『探求』という言葉にコンテキストがあり、技術などを探求、深掘りして理解してみる所に価値をおいています」

「現時点で何を知っているかだけではなく、答えを見つけ出していくような姿勢をもちつづける、そのマインドが一番大事です」

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サイボウズの開発するプロダクトの魅力とは

ーーサイボウズさんのサービスに携わっていく事について、どんな魅力がありますか?

三苫さんB2Bって魅力が無いように思われがちですよね。たとえばお酒が好きな人なら酒造、バイクが好きならメーカーとか業界で選ぶ事もありますが、業務ツールにはそういった直接的な理由を持てる人は少ないかもしれません。ただ、人の趣味や好きなものは色々あるはずなので、色々な業界に広く使ってもらえるサービスを提供していくのは、間接的でもそれらに支援をしている実感はありますし、とても魅力的だと思いますよ」

山藤さん「例えばですが、私が保険代理店にいって社名を書いたところ『使っています!』と言われる事がありますよ。業務系のツールはそういう場面で実感できますね」

池添さん「私も、自分の結婚式で訪れた業者様に『お世話になってます!』っていわれましたね」

ーーそれは嬉しい話ですね、B2B向けのツールではそういうシーンで使われている実感は得られるんですね。

三苫さん「本当に広く知られていますよ!私は妻にサイボウズへの転職について話した所、『サイボウズホワイト企業で評価も高いそうだからうけなさい』と後押しをもらいましたね(笑)」

ーー家庭内での評判も万全だったと(笑)家庭をもつ人には重要な実例ですね

池添さんサイボウズで作っているシステムは多くの会社に広く使われていて、規模も大きく寿命も長い。大きなものをちょっとづつ作って、ほころびがでたらちょっとづつ改善して、愛着をもって長く育てていく事ができるのも魅力的だと思いますね」

三苫さん「そういったサイボウズのサービスに対して共感を感じる方にぜひ来ていただきたいですね」

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みなさんの今後について

ーーみなさんサイボウズにはいって、1〜2年が経過して、これからはどう活躍されていきますか?

三苫さん「今は子育てに忙しい時期で、仕事には全力をむけられませんが、一段落したら業務に戻っていくぞ!と考えています。そうやって自分の働き方をえらんでいってそれを受け入れてもらえていると感じていて、会社を信用しています」

山藤さん「私は前職の経験をもっともっと活かしたいですね、フルスタックエンジニアとして立ち上げからリリースまでやりましたので、その力を活かしたいと思っています。たとえばチームワークを支援するような新しいツールやサービスをつくれればいいなと思っています」

池添さんサイボウズは歴史がある会社なので、既存の資産も膨大です。今やっている改善も5カ年計画で、時間をかけて行っています。それを粛々と行っていきたいですね」

ーー皆さんが今後もサイボウズで活躍されて、社会に良い影響を与え続けていくことを微力ながら応援させていただきます!本日は貴重なお話本当にありがとうございました!

f:id:uzulla:20170531005516p:plain (大阪のお二方、テレカン越しにお疲れ様でした)


まとめ

サイボウズさんは普段から様々なメディアを通じて情報を発信しています、今回のお話はそのごく一部ではありますが、実際に働く方からサイボウズの「実際」というものを色々お聞きすることができ、とても興味深いものでした。

特に会社が社員を信用して多様な働き方やオープンな情報を提供し、社員も会社を信用するという双方向の信用がうまれているのがすばらしいですね!

また、グループウェアサイボウズというイメージが強かったのですが、業務ツールのkintoneが今は重要なこともよくわかりました。

そんなサイボウズは成長をつづけるエンジニアを全力でサポートしているとのことです、興味が沸いた方はぜひチェックしてみてください!

cybozu.co.jp


おしらせ

先日販売終了した builderscon tokyo 2017のチケットですが、チケットを買い逃してしまった皆様に朗報です!

まだ需要がありそうなので、急遽7/6から7/20まで通常チケットを限定枚数、追加販売いたします! 売り切れの場合は期限前でも販売終了となりますので、ご注意ください!

builderscon-tokyo-2017.peatix.com

また、懇親会も別途登録が必要ですので、お忘れ無く!懇親会はスピーカーやゲストの方々と交流できる最高の機会です。是非ご参加ください。

peatix.com

最後に、ライトニングトークはまだ募集中です! カンファレンスで話す登竜門としては最高のチャンスですので、是非ご検討ください!

builderscon.io

*1:八王子も東京では?という疑問はあるでしょうが、普段都心に行くことを「東京に行く」と表現する程度には心理的な距離(?)がございます

手段の目的化を目指す!八王子で技術に集中する株式会社ビルディットさんにお伺いしてきました

こんにちは!buildersconスタッフの石田です。

唐突ですが私は八王子在住で八王子が好きです。地元で5年以上hachioji.pmという勉強会を開きつづけているほどです(参加者は都心の人が多いですが…w)。しかし、八王子に住んでいるのに地元のテック系企業をまったくしらないんだよなあ…とおもっていました…今回の取材を終えるまでは!

今回、株式会社ビルディットさんにbuilderscon tokyo 2017に協賛を頂きましたが所在地が八王子と聞いてびっくり、今回会社にお伺いしてついに地元のテック系企業を知る事ができたのでした!!

八王子にもAI、機械学習などの先端技術を専門にした技術の会社があることを皆さんにも知っていただきたいです!

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会社訪問

ビルディットさんの会社は八王子の駅前中心地、JR八王子駅と、京王八王子駅の中間で、一本はいった静かな所、非常に好立地です!*1

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何度も通り過ぎた事のある通りにこんな会社があるとは…と思いましたが、ビルディットさんは最近になってオフィスを構えたとのこと。

では早速入ってみま……。

社長でエンジニアの富田さん

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Yosuke Tomita (@tmtysk) | Twitter

tmtysk (tmtysk) · GitHub

ーー すごい、先端技術を見渡す感じの強い視線をもった人が…

富田さん「今日は宜しくお願い致します」



少々唐突な写真で登場しましたのは、ビルディットの代表取締役の富田さんです!

(なお、今回このような写真が多いですが、カメラマンの趣味です)



ーー本日はお時間頂きありがとうございます、八王子を愛する人間として八王子の企業を紹介できるのはとてもうれしいです!

富田さん「八王子はいいですよね、『八王子は秘境だ!』とかいわれる事もありますが(笑)」

ーーいいですよね、山梨県八王子市とかもいわれますけど、八王子は良い所です

富田さん「今回は八王子にもこういう企業があると是非知ってもらいたいと思います」

ーー頑張ります!まずはビルディットさんの事業内容をお聞きしてもよろしいでしょうか?

富田さん「ビルディットは現在機械学習、AIなどを中心に据えて、高い技術力を必要とする分野にてクライアントワークを行っています。取引先としては帝人株式会社様、cakesの株式会社ピースオブケイク様、サイタのコーチ・ユナイテッド株式会社様など多くの企業と仕事をしており、技術顧問などで協力している事も多く一次請けでお仕事を頂いています。」

「ただ、ビルディットは0から1の立ち上げを重要視しています。うまく回り始めれば手を離して、これからも新しく多くの会社様に協力をしていく予定です。最近では大手ゲーム会社様との案件を進めています」

ーー過去、コーチ・ユナイテッド株式会社ではCTOをされていたんですね、しかしそこまで現場で評価されているのに、なぜ改めてビルディットを立ち上げたんですか?

富田さん「私は通信会社での技術営業、開発会社でのプログラマフリーランスエンジニア、開発会社経営、事業会社CTOなどを経験してきて 『やっぱり技術が好きだな』『手段を目的化したいな』と思うようになりました。『そういうことができるハコをつくって、思いっきりやりたいな』と思いからビルディットをつくりました」

ーー叩き上げの技術志向が強くてかっこいい…

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富田さん「たとえばクラウドを利用するにしても、AWSGCP、Azureなど色々なものをしっかり調査して使っています」

ーーブログなどでも色々細かく発信されていますね

論文を読んだ所感を綴るブログ ml-paper-pickups.bldt.jp

Qiita 株式会社ビルディット - 「つくる、はたらく、おもしろい」をキャッチフレーズに、自社事業やシステム開発サービスを提供しています | Qiita - Qiita

API比較のブログ www.apihikaku.com

富田さん「一緒に様々な技術で盛り上がれる人を募集中です!」

ーーでは、現在の社員さんのお話をうかがえますでしょうか?

フロントエンドエンジニア、齋藤さん

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subuta_nico - Qiita

subuta (Shunta Saito) · GitHub

齊藤さん「はじめまして、私は前職がグッドパッチというUX系の企業なのですが、そこのドイツベルリンのオフィスから帰ってきた後に富田さんのブログエントリをみて興味を持っていたところ、人づてに富田さんとお会いする機会がありまして、そこからビルディットに転職させていただきました。今はリードエンジニアの肩書で全般的に担当しています」

齋藤さんが影響をうけた富田さんのブログエントリはこちら medium.com

ーー海外から帰ってきて八王子!グッドパッチさんのオフィスは渋谷ですよね、八王子とくらべてぶっちゃけどうでしたか?

齊藤さん「渋谷は勿論良くて、前職のオフィスも活気がありました。ただ、こうして落ち着いた土地で働くと着実に進捗を出すことができてよいですね!」

「八王子への引っ越しも検討していますが今は練馬から通っています。通勤時間は長いのですが、都心をすぎれば電車は空きますし本を読んだりできますので楽なものです。通勤が辛い人にはおすすめできますよ!」

ーーこのエントリをお読みのみなさん!ききましたか!さて通勤はさておき、会社としてのビルディットはいかがですか?

齊藤さん「ビルディットというか社長の富田さんと仕事して思うのですが、エンジニアをしつつお客様の所にもいって仕事を頂いてきてPMもする富田さんがすごいですね、過去SIerにいた事もあるのですが、私もマネージもこれから勉強したいと考えています」

「ビルディットは少数精鋭である身軽さもいいですね。コンパクトなので案件毎にチームを作ったりといった準備時間を必要とせず、機動力がありますね」

「とはいえ、個人力に頼っているわけではなく、チームワークは重視しています。例えば私は今学生アルバイトの宮口さんとチームを組んでいて、彼にReactを教えつつ製作をがんばってもらっています」

ーー学生さんと組んでやっていくのは大変ではないですか?

齋藤さん「勿論任せっきりにはできませんが、私は話すのは好きなので苦ではないですね。ビルディットは学生の意見や能力を無視せず、活かしていける風土があるのが良いですね」

「私も専門はフロントエンドですが、ビルディットに入ってからは富田さんや他の方も得意とするサーバーサイドや機械学習等も業務の経験を積みつつ、追いかけていきたいと思います」

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「とはいえ、スポットで入っていただいているフリーランスやアルバイトの方々は毎日フルタイムとはいかないので…もっと人が増えてほしいですね〜。もっとフロントエンドの事とかを語り合う人が増えてほしいです!」

ーー正直な意見が出ましたね(笑)書いておきます!ところで八王子で好きなご飯スポットはどこですか?

齊藤さん「ご飯!?いきなりですね…会社の近くの『大勝軒』はいいですね、安くて量もありますし」

retty.me

ーーつけ麺の大勝軒ですか、いいですね。では齊藤さんとチームを組む宮口さんはいかがですか?

学生アルバイトでフロントエンド勉強中の宮口さん

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mute1997 (mute) · GitHub

宮口直也 プロフィール - Wantedly

宮口さん「私は 『けいの家』 がおすすめです」

r.gnavi.co.jp

ーー行ったことがない店だ、今度いってみます!宮口さんは八王子在住なんですか?

宮口さん「はい、広島から出てきて八王子に一人暮らしをして東京工科大学に通っています」

ーー失礼ですが、今おいくつですか?

宮口さん「19です」

ーー若い!どういった経緯でビルディットに入ったのですか?

宮口さん「Wantedlyでみつけて、八王子で近所だなって(笑)入って三ヶ月になります」

齊藤さん「宮口さんはすごい吸収が速くて、一緒に仕事をしていて楽しいですよ、バリバリやっている19歳です!」

宮口さん「今は斎藤さんに教わったりしながらReact、Redux、Railsなどを勉強しながら、週二日出社して自社プロダクトの開発を進めています」

「いままで一人でコードをかいていたので、コードを見ていただいて評価してもらえるのがうれしいですね!」

「どういうのが正しい設計やアプローチなのかなど斎藤さんに教わる事は多いです。経験がまだまだ少ないのでがんばっています!」

富田さん「宮口さんは子供のころからパソコンに親しんでたんだよね、中国にいた時もパソコン三昧?」

ーー中国?

宮口さん「中国の大連に小6から中2までいまして、現地の『電子城』にいりびたっていましたね」

ーー電子城!名前がかっこよすぎるw

電子城は中国各地にあり、秋葉原のラジオデパートを大きくしたものみたいです。楽しそう!
大連 電子城 - Google 検索

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どうせなので(?)写真でも中国語のスマホ修理本をもってもらいました、富田さんの深セン土産であって宮口さんのものではありません。

ーー中国に住んだ事があって、広島から出てきた宮口さんは八王子をどう思います?

宮口さん「徒歩圏内で大体すべてが収まるのが最高ですね、電車にのらなくてすみます(笑)」

ーービルディットはどうですか?

宮口さん「雰囲気がとてもいいですね、何かハマったときに質問しやすいです。エンジニアは集中するから質問をしづらいイメージがあったのですが、斎藤さんや富田さんは気軽に質問すれば教えていただけます。富田さんには質問の周辺技術についても色々教わっています!」

「あと、GitHub上で作業をおこなっているのですが、LGTMをもらった時とか、タスクがCloseされた時とか嬉しいですね」

ーーちなみにそういった質問は口頭なんですか?

宮口さん「斎藤さんに話しかけておしえてもらったりしています」

富田さん「Slackのようなツールも勿論つかっているのですが、オフィスに出社している時は密なコミュニケーションも大事にしていますね」

ーーコミュニケーションを大事にするのは重要ですよね!横並びの机はコミュニケーションもしやすそう。スタンディングデスクもありますね

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ーールンバだ

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ーーところで窓に貼り付けられたシート、柄が面白いですね

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富田さん「工具が好きなので(笑)」

ーーパーティーションも面白い感じ、こだわりを感じます

富田さん「こういったオフィスのものには、美術系大学に通っている根岸さんにも協力いただいています」

ーーおお、技術系だけでなく、美術系の方もいらっしゃるんですね

美大生でスキルを生かす根岸さん

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ngng4.tumblr.com

ーー根岸さんはどういった経緯でビルディットに入られたのですか?

根岸さん「以前働いていたコワーキングスペースで富田さんと知り合って、そのコワーキングスペースがしまってしまった時にさそっていただきました」

「私は東京造形大学グラフィックデザインを学んでいて、ビルディットではアプリのアイコンなどのアートワークのサポートや、名刺などのデザインをおこなったりしています。あと、紙をえらんだりとか…」

ーー紙?

根岸さん「こういったシールの素材選定とかですね、ユポで、あえてのコートなしにしました」

ーーへえ〜、いままでIT系の経験はないのですか?

根岸さん「以前ウェブデザインの会社でバイトしていました。大学では印刷に関係する勉強をしていますが、色々な分野を体験したいとおもいまして…」

「やはり目に見えるモノができてくるのは楽しいですね」

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ーー完全にデザイン系なんですね、同僚はエンジニア系ばかりですがどうです?

根岸さん「皆さんと話していると、全然考え方が違うのが面白いですね。そうちゃん(同僚の竹下さん)とご飯を食べに行った時にデザインの話をしたんですが、私のエモーショナルな視点と、技術的な視点で真逆だったりして気づく事もあります」

ーー技術者ではない根岸さんからみて、ビルディットってどうですか?たとえば友人におすすめできます?

根岸さん「友達に勧めることもありますよ。大学で学ぶ事とは関係のない飲食等で働いている友達も多いのですが、自分の考えを取り入れてくれるような所は少ないので、もっと色々な職場を検討してみてもいいと思います」

「私は将来はグラフィックデザイナーをめざしていますが、ビルディットでは課題に対して自分の意見を取り入れてもらえて、学校では教わらない現場の意見などもいただけますので勉強になります」

ーー突然ですけど八王子はどうです?おすすめの店とか

根岸さん「都心に三年くらい住んでいましたが、もう週末くらいで十分ですね。紙などの画材を買いに神保町などに行くことはありますが」

「おすすめの店はTUBO CAFEとかWとかですかね」

r.gnavi.co.jp

r.gnavi.co.jp

ーーさすが(?)そのあたりのカフェはいいですね。いい機会なんでなにか不満があればいいましょう

根岸さん「えっ…不満……そうですね…(しばらく悩んで…)女性がもっと増えるとうれしいですね」

富田さん「がんばります(笑)」

ーーところで、エンジニアでない皆さんは一体どこで仕事探すんですかね?

根岸さん「タウンワークとか読みますよ」

ーータウンワークか〜…たしかに妻も読んでましたね…

大学での研究を活かし、機械学習などを担当する竹下さん

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sobamchan (@sobamchan) | Twitter

sobamchan · GitHub

ーー先程「そうちゃん」と呼ばれていた竹下さんは、ビルディットではどのようなお仕事をされていますか?

竹下さん「私は電通大自然言語処理を学んでいまして、その流れで機械学習の案件や、ウェブアプリケーションのバックエンドとフロントエンド、iOSアプリ開発などをやっています」

富田さん「竹下さんはビルディットでは一番の古株です」

ーー長く富田さんと働いている竹下さんから見て、富田さんはどんな方ですか?

竹下さん「そうですね…大学生からみて、大人って悪いイメージを持ちがちなんですけど(笑)富田さんは色々『強め』の経歴をもちながらも、自分の意見もちゃんとひろってくれるのでいいですね」

「技術的には、SMTP等の歴史ある技術についても詳しいので、とても勉強になります」

「富田さんはとても魅力的なので、みなさんぜひ一度話してみて欲しいです」

ーー社員一同が頷いている、すごい。富田さんの魅力を感じる。

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ーー電通大ということは、調布からこちらに通われているのですかね。八王子どうですか?

竹下さん「前に渋谷に通っていた事があるのですが、渋谷は混雑が大変なので…」

ーーわかる

竹下さん「八王子はアクセスが良いわりにはごちゃごちゃとしていないし、コワーキングスペースや食べる所も多いし丁度よいですね、長期的に働ける環境だと思います」

ーーほほう、じゃあ食べる所でおすすめとかありますか?

竹下さん「中町食堂がおすすめです、古民家っぽい内装ですね」

www.hotpepper.jp

ーーここも知らなかった…今度いってみます!

富田さん「そうだ、個人で作成したアプリの話とかしなくていいの?」

ーーiOSアプリ開発もされているんですよね、どんなアプリを作られたのですか?

竹下さん「自然言語処理を活用して洋楽の歌詞を利用して穴抜きの問題を自動生成する英語の学習アプリをつくったのですが…」

ーーおおっ!面白そうじゃないですか!

竹下さん「著作権的に微妙と判断されたのか、iOS版はAppleにもリジェクトされたもので、なかなか見せづらいですね(笑)」

ーー拝見できなくて残念です(笑)でも、若い人はそれくらいの勢いがいいですね〜

富田さん「若い人はみんな集中力があって学習のペースも高いし年長者としては怖くなるほどですね、若い人はぜひ競い合うように成長してほしい!」

竹下さん「負けませんよ!戦っていきます!」

ーーこの意欲!影響されそうですね

富田さん「そう、皆さんすごく意欲的です。でも若い人だけでなく、これまで様々な経験をしてきた人にもビルディットに興味をもっていただきたいですね」

今後のお話

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ーー皆さんにお話をお伺いして、今のビルディットが良い会社だと感じました!そんなビルディットは今後どういった会社になっていく予定ですか?

富田さん「最初にお話した通り、技術を軸としてエンジニアが楽しくやりがいのある仕事をしていきたいと考えています」

「興味深い分野を深掘りし、さまざまな道具をそろえたりエンジニアリングを楽しみたいですね。そして、その技術力で自社開発や、名前がしられているようなクライアントのサービス立ち上げ等に協力できる会社をめざしていますし、実績もできてきています」

「その為には技術に対する姿勢も重要ですが、同僚やお客様とのコミュニケーション力や、マネージメント力も軽視はしません。社員が共に競いあって技術を語り合える会社にしていきたいですね」

ーーそれは技術者にとってやりがいがありそうですね、応援しています!今回はお時間を頂きありがとうございました!

まとめ

都心からすこしはなれたところで少数精鋭のメンバーで高度な案件をゼロイチで作り上げるビルディットには魅力的な人たちが集まって切磋琢磨をしています。

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インタビュー時にお伺いした内容を全て載せられはしないのですが、様々ないわゆる大企業と直取引していらっしゃっていて、八王子にもこんな企業があったのだな…と気付かされる一日でした。

刺激的な都心もよいですが、都心から外れた落ち着いた街で集中しながら着実に先端技術と向き合って行くスタイルが魅力的に映る人も多いのではないでしょうか?

株式会社ビルディット様は共に技術を語り合える仲間を募集中です!興味をもった方はぜひチェックしてみてください!

www.wantedly.com

追伸(?)

冒頭でも述べましたが、今回ノリノリな写真が多くございました。こちらはカメラマンの趣味が強く入った写真です。

皆さんきさくでいい人でした、何か写真で誤解がうまれましたらばカメラマンの責任です 🙇

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文、写真:uzulla

おしらせ:builderscon tokyo 2017 チケット販売開始しました!

builderscon.io

8/3,4,5に開催されるBuilderscon tokyo 2017のチケット好評発売中です!売り切れる前に是非ご購入を!

また、トーク募集も開始しています!締め切りは6/5です、ご応募をお待ちしております!

*1:そして、私の家からも徒歩10分以内なので、取材的にも好立地でした(笑)

渋谷にある小さな地球!HDEに一日体験入社して感じた社内英語化とは?(後編)

こんにちは!buildersconスタッフの石田です。

前回に引き続き、builderscon tokyo 2017の協賛いただいております株式会社HDE様に一日体験入社したレポートをお送り致します!今回は後編、インターンの方々とのお話や、社内勉強会などのレポートです!

lantern.builderscon.io

昼食

社内を見学させていただいて、小椋さんと色々とお話をさせていただいたらいつのまにかお昼時になりました。

「同僚と一緒に昼食」、同僚が普段いない私には縁のない単語ですが今日は違います。社長の小椋さんの他に「同僚」である社員さんと、海外からきているインターンの方々で昼食です!

HDEのある渋谷には多数の飲食店が存在しますが、今日は駅近くのカレー屋にきました。

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ーー先程小椋さんがおっしゃっていた「実際に成長した人」こと土居さんですね、宜しくお願い致します

土居さん「説明的ですね」

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ーー道中、海外から来たインターンの方と楽しそうに会話していましたが、土居さんはもともと英語得意だったんですか?

土居さん「私はHDEに2015年に新卒で入社して今年で三年目になりますが、実は私が内定を頂いた時HDEはまだこんなに国際的ではなかったんですよ、入社直前に急変化しまして…普通の日本的企業にはいったつもりだったんです(笑)」

ーーなんと、では英語は…?

土居さん「まったく喋れなかったんですよね」

ーーでも、今は普通に喋れるんですよね?

土居さん「まあ、それなりですね。ペラペラなんてことはないです(笑)」

(横から)小椋さん「意思疎通はもうペラペラじゃないですか?」

ーー社内公用語の会社なんて想像もつかない私からすると、同僚とやっていくだけでもすごいなあという感じですが

土居さん「実はFace to Faceで喋るのが一番ラクなんですよね!会話は相手がいるので、間違った英語でも相手の聞き取り能力で補正してくれたり、聞き返してもらえるので」

ーーなるほど、しかし度胸がいりそう。

土居さん「私は入社してすぐにHDEのサポートで「セブ送り」してもらいました。その後はオープンマインドで尻込みしなくなりましたね!」

土居さんとセブ送り、そしてオープンマインドについては、HDEブログに記事があります blog.hde.co.jp

土居さん「最近ではTOEICに挑戦中です、15回くらいうけてまして…」

ーーもう喋れるのにですか?

(横から)牧さん「土居さんは意思疎通は完璧にできてるけど、文法的に正しい英語を喋るってのはまた別のスキルだから難しいですよ」

土居さん「まだしんどい事も多いですけどね(笑)一対多なプレゼンはささってるのかよくわからない…顔色をうかがえないので」

ーーペラペラの人達は言うことが違う

言うことが違う牧さんは、海外のカンファレンスでシッカリ登壇できるし www.youtube.com もはや一周回って一味違うLTをする(繰り返しになりますが、これは海外(スペイン)でのカンファレンスです) www.youtube.com

土居さん「英語を始めた事自体入社がきっかけで、入社直後は仕事も大変ですから英語の勉強にはあまり時間を割けませんでした」

「1年くらいで話す事ができるようになったのは、職場でもなるべく意識的に喋る場に行く事を心がけたり、仕事の合間に積極的に使ったり。同僚との会話でもフィードバックをもらえて慣れたから」

「それでリスニングはガーンってあがったのですがリーディングがあんまりあがらないので…そろそろやばいなと、ちゃんと座学を始めました、今後は正しい英語もつかえるようになりたい!」

「現在TOEICは855点です!」

ーー人は1〜2年で社内公用語が英語の企業に馴染めるほど成長ができるんですね…

土居さん「とにかく環境がないとこうはならなかったですね、喋る相手もいるし、書くのも読むのもできますし。この環境、HDEだから仕事しながら勉強できましたね」

ーーでも、最初から英語できたんじゃないんですか〜?(疑いの目)

土居さん「最初TOEICは480点でしたから…」

ーーなるほど(480点がどういう位置なのかよくわからない…)

(しらべた所、ごくごく普通の大学生や新入社員くらい、ということらしいです)

ーーこれがネット広告ならイマイチ信じられないですけど、目の前に実物がいらっしゃると説得力が違いますね…。ところで土居さんからすれば、入社直前に突如会社がグローバルな感じに大変貌したわけですが、ぶっちゃけどう感じました?

「私は変わって嬉しかったですよ!」

ーーグローバル化がいいってまだ思ってない人もいますし、なんかガツンといってやってくださいよ!

「えっ」

ーー私とかに

土居さん「同じ人が沢山いると瑣末な違いにこだわりがちですが、たくさんの多様な人とやっていくと、まず『にんげんだ!』という所からわかり合っていく事になるので、だんだんと寛容になりますね」

「お互い考えていることも価値観も違うんだという大前提を基にしてコミュニケーションが始まるので、議論の場でも互いに傾聴ベースで話が進むし、そうして得た結論には納得できると感じています」

ーーいい話っぽい

注意 HDEはクラウドソリューションの会社であり、英語教材ではありません

インターンの方とお話

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ーーインドネシアからインターンでいらっしゃったajiさん、さっき道すがらで日本語が達者なことがバレましたが

ajiさん「はい、日本語は大学で習いました。1年勉強しました」

ーー1年でこんなに流暢なのか…、なんで日本語をおぼえようとおもったんですか?

ajiさん「アニメですね、TVでずっとポケモンがやっていたんです。サトシとカスミの」

ーー初代かな?ちょっと前ですね、なるほど再放送みたいな感じなんだろうか。ちなみにもうお一方インターンのChiachunさんもアニメが好きときいたのですが、なにか好きな作品はありますか?

Chiachunさん「ごちうさです(英語)」

ーー最近の萌えアニメだ!

www.gochiusa.com 日本のコンテンツ、アニメが〜というの、私は今まであまり感じた事なかったんですけど、ほんとなんですねえ…。

ーーインターンということは大学生ですか?どちらの大学ですか

ajiさん「インドネシアバンドン工科大学です」

インドネシア随一の工科大学らしい バンドン工科大学 - Wikipedia

Chiachunさん「台湾の国立交通大学を卒業しました」

一流のエンジニアを輩出する大学らしい www.nctu.edu.tw

ーー我々はカンファレンスをやっているので興味があるんですが、カンファレンスにはいきますか?

Chiachunさん「Pycon Taiwanにいきました」

ajiさん「インドネシアはあんまりないですね、アカデミックなカンファレンスはありますが、あとはTech in Asiaとか…」

アジアのスタートアップむけのメディア、カンファレンスなども主催している
Tech in Asia - Connecting Asia's startup ecosystem

「大学主催のプログラミングコンペティションが多いですね、オンラインとかでも開催されています」

ーーなんでコンペ?

ajiさん「リクルーティングのプロセスで考慮されるので、セルフマーケティングの側面がありますね、検索とかされたときにちゃんとでてくるように、Stack Overflowとかも。」

土居さん「たしかにインターン応募の方の履歴書に『コンペで何位になりました』とか記載があることが多いですね」

ーー目的意識をもってやってるんだなあ

牧さん「日本では文化的にアチーブメントを履歴書にはかかないと思うけど、彼らはそういうのを書く文化があるんでしょうね」

ーー台湾ではどうですか?

Chiachunさん「いまPyConなどのカンファレンスは大きくなってきています、COSCUPはチケット手に入れるのが大変ですね」

台湾のオープンソースのカンファレンス COSCUP(Conference for OpenSource Coders, Users & Promoters) coscup.org

「あと、台南とか、台北とかでそれぞれコミュニティがあったりしますね」

ーー台湾ではPythonそんなに人気があるの?

Chiachunさん「まあ僕がPythonをつかうので(笑)」

ーー他の言語のカンファレンスはありますか?

Chiachunさん「詳しくはないですが、台湾だとPythonが一番だとおもいます、たとえばRuby 等よりも」

ーーへーー

Chiachunさん「カンファレンスのトーク内容は大体半分くらいがアカデミックなトピックで、あとはビジュアライズするとか、もう半分くらいはウェブとか。あとはDevOpsとか…」

ーーどれくらいトーク数あるんですか?

「3トラックで50くらい、3日間です。参加者は1000人超ですね」

ーーおおー、大きい!

2013年 400人, 2015年 700人、らしいです、拡大していってますね

ーー登壇したことはあります?

Chiachunさん 「はい、 台湾のPyconで ルービックキューブパズルを解くことについて発表しました。あとはvim 私はVimmerなのでw」

(どこからともなく)「いいね!」

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ーー日本のカンファレンスに登壇したりしてみたいですか?

「それは…英語で?」

ーーはい(笑)日本にやってきた方が参加してくれるにはなんかいい施策ってありますかね?

「東京でもやってますけど、大阪とかでも開催されてますよね。ちょっと遠方なら観光とかもできていいかもしれませんね(笑)」

ーーたしかに(笑)私もそれは同感です

ーーインターンのお二人に質問なんですが、HDEのインターンどうですか?

「HDEはいろんな国や文化圏からきている人がいてとても良いですね、まるで小さな地球のようです(意訳)」 「若い人も多いですね、一番若い人は21歳?」

現在12カ国からいらっしゃっているそうです

ーーダイバーシティ

ーーインターンのお二人はインターン終わったらどうするんですか?

Ajiさん「まだ卒論があるから大学に戻ります(日本語)」

ーー卒論という単語をここで聞くとは…

Chiachunさん「私は学士を修めましたので、HDEあるいは日本の企業に就職できればと考えています」

ーーいいですね!

ーーAjiさんChiachunさんもそうですし、HDEブログを見ていても感じますがHDEさんはインターンをすごく頻繁に迎えてますよね。

小椋さん「GIPという取り組みを進めていまして、どんどん来てもらっていますね。海外の若者と話すのはとても刺激になりますし、かれらも通じないのがあたりまえだと理解しているので、じっくりと向き合ってくれますから交流もしやすい」

GIP(Global Internship Program)について blog.hde.co.jp

ーーたしかにお話しやすい人ばかりですね、インターンの人にはゆくゆくは就職してもらうことが目的ですか?

小椋さん「それは前提ではないですね、インターンですから通常帰っていきます。中にはヒッチハイクで帰って有名になり、大学を中退して本を書いたりとか…」

ーーえっ

小椋さん「昔来たインターンの方が、北アフリカチュニジアヒッチハイクで帰ったんですよ」

blog.hde.co.jp

ーー想像をしていない方向の多様性を感じる…

小椋さん「インターンの希望者が多いので、2年先まで予約待ちになっています」

ーーなんと、大人気ですね

小椋さん「一部の日本人がたとえばシリコンバレーに憧れるように、国外の方々にもサブカルチャーなどを通じて、東京にあこがれている方が多くいるようですね」

ーー普段意識はしないですけど、東京も捨てたものじゃないですね〜

オフトピ

カメラマン牧「土居さん、ろくろをとりましょう、手はそれでいいんですけど、目は前方をむいて…」

ーー(笑)

牧さん「あとはそのまま天気の話でもしてください!」

土居さん「まさか ろくろデビューができるとは…」

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ーー海外でもろくろって言うのかな?

ajiさん「ろくろってなんですか?(英語)」

牧さん「粘土をこうやってああやる…(英語)」

ajiさん「ああ、vaseとかを作る…ろくろはわかりますが…(英語)」

牧さん「インタビュイーがこう手をつきだして写真に写ることが多いんです」

ーーそれじゃ写楽だよw

牧さん「ジャパニーズネットスタイル(?)です!」

「「(笑)」」

とまあ、こんな感じの文化交流(?)を行いお昼ごはん終了です!

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テレカンファレンス

HDEさんは海外にも現地オフィスがあります。丁度テレカンファレンス中だったので参加させていただきました!

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Google HangoutsとChromeBookですね、普段より拠点間での打ち合わせはこれだそうです。

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この時は日本、タイ、台湾の三拠点での打ち合わせでした。

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座っているだけでHDEの国際展開について私も参加したような気になれましたし、熱い議論をかわしたような気になれました!()

MTS

そして本日最後のイベント、MTSです!

MTSはHDEのいわゆる社内勉強会で、Monthly Technical Sessionの略です。

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通常公開されていない社内勉強会ですが、今回は特別に私も参加させていただきました!

MTSのイベントレポートです、やっぱり英語なのです! blog.hde.co.jp

私も参加するからには発表しなければということで、必死に一本書きました…。勿論MTSは全編英語です!Of course, talks on English!

当日なんと私はトリです。登壇が近づくにつれて武者震いがとまりませんね!

震えながら皆さんのテックトークを拝聴しました。なお内容としてはセキュリティやgoa、Swagger、Pythonによる機械学習、Systemdなどと幅広い感じでした。

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英語だからあまり解らないかな?と思っていたのですが、みなさんの英語は聞き取りやすく「おおむね」わかりました。

私の英語力の問題です

そして、私の番です!

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発表後

「よかったよ!」

「ありがとうございます」

「ブロークン・イングリッシュと、ブロークン・イングリッシュな資料で!」

「ありがとうございます()」

結論からいうと笑いは取れました。質問やツッコミもいただき(ちゃんと内容を理解して)していただけました、うれしい!

この日一日で、「正しい英語を喋ろう」より「言葉以外でも、声色や表情でも伝えていこう!」となんとなく気分ができあがっていたおかげで、生涯3度目の英語のトークも極端には緊張せずに(多分)伝えていく事ができました!

なお、トークのまとめスライドはこちらです。

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一つだけ個人的に気がかりだったのは、トークの途中で「PHP好きな人いますか?(英語)」と質問をしても誰も手をあげてくれなかった所ですね…。なんということだ…役員が元PHPerな企業だというのに…?

まあ、きっと私の英語がまちがっていたんでしょう、みんな苦笑いしてましたし!!


ビアバッシュ

ビアバッシュは日本でもよく見かけるのでご存知かもしれませんが、いわゆる懇親会です。20人くらいいらっしゃったとおもいます。

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ここでも聞こえてくるのは英語ばかり!…とまではなく、9割英語1割日本語くらいでしょうか(私がいたからか?)

やたら辛い焼きそば、寿司、ピザ、ビール、そしてビール…うまい!

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イスラムの方もいらっしゃるので、ハラル食もありました、すごいなー。一口いただきましたが、普通においしい。

そして私はトークで大分やりきった感がでてしまいぼんやりとビールをのんでいたのですが、アルコールによってまた何となく話せる気分に。初対面の人と話す話題がないなぁと思いつつも気さくに話してくれた人もいて3人位の方と映画や故郷の話、PHPの話、HDEでの働き方などの話をしましたね。

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ここでも出てくるのがアニメとかシン・ゴジラ等のコンテンツの話で、日本のコンテンツの強さを感じます。話題にしやすくていいですね、ありがとうクールジャパン!そして話した人の出身地の話もなかなか興味深いです、マレーシアの洞窟、いつか行きたいですね。

まあ、呑んでいたのでこのあたり記憶が定かではないのですが(ダメです)

初対面の人ばかりですし、僕も話題が豊富なわけでもないので苦しい所もあるんですが、すごいなあ、なんか(相手に助けられて)普通に喋れてるぞ!

ああ、こういう気さくな同僚がたくさんいるなら案外苦じゃなさそうだなー。むしろやっていけるんじゃないのかなー(酔って前向きな感想)

そして集合写真、皆さんいい顔をしてらっしゃる。

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…といった感じで、私の体験入社の一日は終わったのでした。

HDEの皆様、今回は貴重な機会をいただき、大変ありがとうございました!

まとめ

HDEさんに一日入社して思ったのは、職場の方々が国際的で社内公用語が英語であったとしても、自分に縁のない世界ではないのかも!という事です。きっとみなさんも機会があれば同様に感じるのでは?

英語力は勿論重要ですが、ただ最初の内は英語のうまさより相手のキャッチ力を頼ってでも伝える姿勢、それがあれば相手はきちんと向き合ってくれますし、あとは努力すれば仲間としてやっていけるはず!

そして「コミュニケーションツールとしての英語」という考え方を通して私の先入観を認識できました、何となく、自分の中ではグローバルのハードルが下がった気がします。

ああ!自分を国際化したくなる!(?)もしこの環境に入れるならば、頑張り次第で超ドメスティックな自分も国際化していけるのでは…?と感じる事ができました。皆さんはいかがでしょうか?

最後になりましたが、株式会社HDE様は国際的色あふれる職場でテックな社長たちと共に働きたい仲間を募集中です!

www.hde.co.jp

文:uzulla

写真:lestrrat

builerscon tokyo 2017 はチケット販売開始&トーク募集開始しています!

チケット購入も、トーク応募もぜひお早目に!

builderscon.io

渋谷にある小さな地球!HDEに一日体験入社して感じた社内英語化とは?(前編)

おはようございます、Buildersconスタッフの石田です。

藪から棒ですが、今回builderscon tokyo 2017にもご協賛頂いている株式会社HDE様に体験入社をさせていただきました!

…といっても、業務をやらせていただけるわけではなく、一日いるだけのなんちゃって入社体験ですが。

経緯

HDE様は企業のセキュリティ向上させるクラウドセキュリティサービス「HDE One」等を提供されている日本の企業ですが、ここ数年では思い切って国際的な社風に舵を切った事を前回役員の宮本様のインタビューにてお伺いしました。

www.hde.co.jp lantern.builderscon.io

「国外から就職するエンジニアがもはや半数、社内公用語は英語」…完全なるおっさんジャパニーズな自分にとっては全く想像ができない世界ですね。というか正直怖い、取って食われるのではないか。

…そんな適当な感想を言っていたら「じゃあ一度きたらいいじゃん!」ということでお誘いいただいたのです、朝から晩まで丸一日国際化された企業に滞在!

「同僚がノットジャパニーズ」どころか同僚自体、過去あまりいなかった私です。これは良い機会と体験させていただきました!💪

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出勤

HDEさんのオフィスは渋谷ですが、京王線で出勤する私から見れば最寄りは神泉駅です。

私は八王子という比較的へんぴなところに普段引きこもっているのでまず出勤にくじけそうになりましたが、今回出社時刻は朝10時とラッシュアワーではなかったのでなんとか到着することができました。基本的に出社時間は自由とのこと。

私は8:30には出勤しますよ!(社員のlestrrat氏談)

とりあえず受付に行き、今回対応してくれる方をまちます…。

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いらっしゃいました!株式会社HDE代表取締役社長兼CTOの小椋一宏さんです!

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ーー今回は貴重な機会をありがとうございます

(小椋社長)「今日は是非HDEを見ていってください!」

ーーありがとうございます!

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社長さんがこんな私の相手をしていていいのでしょうか…。いや、私の持っている格言の一つに「社長が暇な会社は順調である」というものがあります(注釈:小椋社長は暇ではないです)。

こうやって、謎の人間の相手をしてくれるということは、この会社は実に順調だということが伺えます(注釈:筆者の主観です)。

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とりあえずHDEといえばドクペなので、飲みながら本日の体験に期待をする私

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社内見学

まずはHDE社内を見学させていただきました。しばし既視感のある文章が続きます。

執務室

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小椋さん「今はワンフロアに全員の席があります」

ーーエンジニアの方とそれ以外の方も同じような感じですね

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小椋さん「奥の方がエンジニア、そして手前がソリューション、営業という感じになっていますね。フリーアドレスとなっています」

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ーーなるほど、フリーアドレスだからロッカーがあるんですね…あっ、宮本さんのロッカーだ、役員も同じタイプのロッカーなんですね

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ーーバランスボールだ、バランスボール率高くない?

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ーーもちろん普通のチェアの方もいらっしゃいます

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オフィスにはあのまもるくんもいたのですが、パクりといわれそうなので写真は掲載しません(?)

ーーしかし、これくらい人が多いとコミュニケーションが密になりそうではありますが、時には窮屈になるかもしれませんね

小椋さん「実は別のフロアがありまして、そちらで作業をする人も多いです」

ーー見せてください!

クリエイティブアンドコラボレーティブワークスペース

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別のフロアは先ほどの執務エリアとうってかわり、贅沢な空間の使い方。部屋の名前の通り、クリエイティブな作業や、コラボレーション作業むけに整備されています。

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(編集注:このスペースは2017年5月に改装されました)

ーーこのフロアはテーブルがあったり

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ーー大画面モニターを囲むようにスツールがあったりするんですね

小椋さん「大人数での打ち合わせはここでおこなったりしますね、あとは社内勉強会とかもここで行います」

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大きなテーブルでは話ながら作業をしたり

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セグウェイの頭にiPadがついてるみたいなテレカンファレンス用のロボットとか

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Doubleという 遠隔プレゼンスシステムらしいです。 後述のMTSの時にも、これでリモート参加している方がいるようでした。

ふと窓際を見るとなにやら不思議な席が…

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集中用の席でした、いいな。

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ほかにもマッサージチェアなどが置かれている休憩室もありました。

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と、そのとき天井から生えている謎のデバイスに気づく

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ーーこれはなんです?

小椋さん「いま全社をフリーアドレス化して、このフロアでも作業ができるようにしています。結果として、だれがどこにいるかを把握しづらくなったのですよね」

ーーなるほど?

小椋さん「これはだれがどこにいるか探すことができるシステム…になる予定です」

ーー予定というのは?

小椋さん「これは私が開発中のものなんです」

そう、小椋さんはガチのテックな経営者さんなのです。こういうのを自作してしまうのです。

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ーーよくみたら基盤むき出しで、3Dプリンターですられたようなケースですね。

小椋さん「まあ、趣味と実益、そして実験ですね」

「では、他のもうちょっと変わった部屋もご紹介します」

会議室

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ーーここは…

小椋さん「会議室です」

ーー他の部屋との落差が激しい。小椋さんは和服ですしこういう和テイストがお好きなんですか?

小椋さん「実はこのフロアは居抜きでして」

ーー…あっここ!知ってるぞ?!

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(知らない人は有名企業訪問ブログ様の2009年9月あたりを探してみましょう)

Praying Room

小椋さん「この部屋はプレイヤールームです」

ーープレイ?遊ぶのですか?

小椋さん「いや、祈りのPrayer Roomです。主にイスラム教徒の方などが使う礼拝の部屋ですね」

ーーなるほど、話には聞いたことがありますが、実際に社内に用意されているのは初めて見ました

小椋さん「様々な文化宗教の人達も尊重して迎えたいのです」

写真はございませんが、外がよく見える静かな部屋でした

社長室

ーーフウ、これで一周でしょうか

小椋さん「最後に社長室を紹介します」

ーーおっ社長室!きっとなんかすごい机があるんですよね!!

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ーーすごい!!机がブロックだ!ってすごい方向が違うでしょうこれは!

小椋さん「スタンディングデスクです」

ーーこれは…コスト的な問題なんですかね(違います)

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ーー熊手があるのはわかるんだけど(私も熊手を買う派です)

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ーー銅鑼があるし…

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ーーガジェットや、ブレッドボードと謎の制作中のものが…

ーーこれはなんですか?

小椋さん「制作中です、秘密です」

ーーさっき天井から生えてたやつとかがこうやって制作されるのですね

小椋さん「そうですね、秘密です」

ーーそっちにあるのは3Dプリンター

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小椋さん「先ほどのセンサーの入れ物はこれでつくりました」

ここまでおおむね普通のIT企業という感じでしたが、突然趣味方面のギアが入り、戸惑いを隠せない…すごいですね


小椋社長とお話

ー通り案内いただいたので、小椋社長とお話する時間をいただきましました。

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ーー先日お話した宮本さんには小椋さんが技術方面のトップとお伺いしました。先程の自作デバイスをみてもたしかに現役テック魂を感じました!そして、PHPerの私として気になる点としては昔PHPでプロダクトを製作していたと伺っております。

小椋さん「PHPのドキュメント翻訳とかも昔はやっていましたよ」

翻訳者項目を参照、お名前が! PHP: 序文 - Manual

ーー前回に引き続き、ここにもPHPerがお世話になった方が…ありがとうございます!

英語について

ーー小椋さんは社内公用語を英語にする決定もされたとお伺いしました、そのPHPドキュメントの翻訳をされていたこともそうですし、ウェブサイトのプロフィールでも小椋さんは英語が堪能なんだなと、

www.hde.co.jp

ーーところで私は英語が全然できない人なのですが、そもそも英語ってそんな必要なんでしょうか。いや、身につくなら今すぐ金払うぞみたいなのはあるんですが…そんなに困ったことが今までないのですよね。

小椋さん「技術的な情報を調べる時に英語の情報をしらべませんか?」

ーー勿論見ます、でも日本語の情報も多いじゃないですか?

小椋さん「今では翻訳してくれる人も多いですよね、かくいう私も昔PHPの情報を翻訳していました」

「でも、翻訳者する方がバックグラウンドやコンテキストまで必ず把握しているわけではないので、細かいニュアンスが変わる事もあります。結果として元とは違った解釈、方向性に多くの人が向いてしまう事もあります」

「それに、新しい情報やニッチな情報、アドバンスドな情報は翻訳されるのにも時間がかかります。我々は先端をみていかないといけないので翻訳情報を待っていられない事もありますよね」

ーーなるほど、私も面倒で日本語のブログエントリをググって見て四苦八苦した後、素直に英語の公式ドキュメントにあたると一発で解決することも多いですね。

「以前は日本の市場も大きく魅力的だったので、公式がドキュメントを特別に日本語に翻訳することも多かったと思います。しかし、そういった時代は過ぎたと思われます」

「今の世界を見渡しても、この状況で参考にできる他の市場はみあたりませんし、おそらくその風潮が戻ることはないでしょう。ならばこの先どうするか、変わった今へ対応することが必要です」

ーー時代の変化として、英語化待ったなしということですね

「決して日本や日本語がダメという訳ではないですよ、私は日本を大切にしていますし、日本語が適切な所まで英語にする必要はありません。しかし追加の手段、ツールとしての英語が必須だということです」

ーー小椋さんが英語化を推進していても、日本を大事にしているのは感じます!

小椋さんは普段より和装で、海外に出張する際にも和装しかもカバンはふろしきなのです。社長室には熊手までありますしね! medium.com

社内公用語の英語化について

ーーじゃあもう少し変えて、英語は重要としても社内公用語を英語にするのはどのような意義がありますか?社員の能力向上?それとも国外の市場に進出するため?

小椋さん「勿論先程の理由で個人の能力向上もねらうためでもあり、そのサポートもしています」

「ただ、おっしゃるような事が主目的ではありません。壁の標語を見ていただけますか」

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ーーいらすとやだ

小椋さん「そこは関係ないですよね?」

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HDEの社内公用語は英語ですが、英語以外を母国語とする人間が多く、必要に応じて英語以外を使うことは否定していないそうです。 それでも多様な文化、言語を持つ同僚と一緒に良く働くためには、最善なコミュニケーションツールとして英語を主要な言語にするという方針でした、とても納得ができます。

ーーなるほど、社内公用語にするというのは、英語圏に進出するためではなく、多様な文化圏の人材を受け入れるためであると

小椋さん「HDEとしてはこれは必然なんですよ。日本だけでは多くの優秀な方と出会うことは難しい、そこで我々はアジア圏にも目を向けました。たとえばASEAN地域の人口は日本の5倍、20代だけ見ると10倍ぐらいです。日本語という制約を外すだけでより沢山の優秀な人を会社に迎えるチャンスができ、昨年は世界中から2,000人以上の応募がありました」

ーー2,000人!すごい!

「その中で、まだまだ日本には魅力があって、日本で働くことに興味がある人が大勢いる事もわかりましたね」

ーー魅力がある国外での就職…そういえば私も言葉が通じるなら海外ワンチャンとか思ってみた時期がありました

小椋さん「そもそも、HDEへ来た方は多くは英語がネイティブというわけではなく、勉強したから英語を喋れるのですよね」

ーーマジレスだ

「筋力つけていくしかないですよ!」

ーーうう…(汗)

小椋さん「とにかく、日本語にこだわらずに英語をつかうと彼らとコミュニケーションがとれて、先端の情報にも触れられて一挙両得です」

「しかし我々の会社も英語化したのは最近です、実際に成長を体験した人を昼食の時にご紹介しますよ」

ーーそれは楽しみです!でも国内の人にも来てほしいのですよね?

「勿論そうですね、もっと興味をもっていただきたいです。HDEは多くの国から人材が集まっていますし、ぜひ働きつつ交流していただきたいですね」

「そして、いま中堅となっている方にも興味を持って頂きたいですね、国外からきている方は若くて学生や新卒の方も多いので、とても刺激になるとおもいますよ」

「彼らはとてもいい人で、コミュニケーションが通じない事もあるのも理解しているので、対話していくハードルも低いですよ」

ーーところで国内の方にも来てほしいのは、やはり国内向けにサービスを展開しているからなのですかね?

「そういうことは無いです、現在の主力は国内ですが海外への展開もすすんでいて、日本から海外へサービスを提供していきます。海外オフィスとのテレカンがこの後であるのでご紹介しますよ」

ーーぜひ!

オフトピ

ーーしかし、英語の資料を読むだけなら大変以外の抵抗はないですが、話すとなるともう数段ハードルが上がりますね。

(突然横にいた牧さん)「英語でのコミュニケーションが苦手なの?」

ーー別に苦手というわけではないんですけど…なんか…こう…ちゃんと喋れる自信がないのですよね。カンファレンス等で海外の方がいらっしゃった時とか、すごく話したいなあと思う事はよくありますし、実際話かける事もあります。で、1〜2割くらいしか通じてない気がするんですよね、これは喋りかけて相手の時間を無駄にしてるんじゃないか、と不安になったりするんですよね。

小椋さん「それはモチベーションになるのではないですか?」 「勉強や訓練をやるだけやってるなら、しかたないじゃん!と開き直ってもいいのではないですか」

牧さん「そもそも英語が下手だと会話が邪魔って思ってる人は少ないですよ、特にOSS系のカンファレンスなんてソーシャルのやり取りのために来ているのだから相手が嫌がるほうがめずらしい。」

小椋さん「まあ、すごいビジネス的な場とかで相手も余裕がないと、私も相手にしてもらえなくて落ち込むことだってありますけどね…」

牧さん「あとは、地域差もあるかもね。英語が母国語でない国なら、みんな(下手な英語でも)慣れている。アメリカでも西海岸カリフォルニアあたりはメキシコとか近いからか優しいですね」

ーーふーむ、僕もEUに行った時そんなに困らなかったなあ。相手も英語が母国語の人は少なかったしな。

牧さん「ところでHDEっていう会社は英語で様々な文化圏の人とやりとりできるし、とてもいいと思いますよ?」

ーーなるほど!!!(?)

小椋さん「勉強しましょう!」

次回に続く

一日に体験した事が多いため、今回前後編となります。

次回は実際のHDEの社員やインターンの方とのお話となります、そして…?

最後になりましたが、株式会社HDE様は国際的色あふれる職場でテックな社長たちと共に働きたい仲間を募集中です!

www.hde.co.jp

文:uzulla

写真:lestrrat

後編を公開しました!

lantern.builderscon.io

制度よりも実験!チャレンジを続けるHDE宮本さんに働き方の模索をお聞きしました

こんにちは!buildersconスタッフ兼フリーター兼フリーランスの石田です。

いきなり個人的な話で恐縮ですが、去年末ごろからハイパー:tofu_on_fire:(なぜかemojiで表示されない)が継続中で試練の日々を過ごしております。

ここ最近過酷な在宅勤務を続けた結果、渋谷に行って帰るだけで筋肉痛になったり、大画面のエクセルを見ながらふと「欲しいモノ」を考えていたら、「(案件の)徳政令カード」という単語が口をついてでてきて、それメッチャほしいな!!と一人でウケたりしています。ええ、まだ多分大丈夫です 😇

さて、そんな感じの生活をしばらく続けていると、「いい働き方」をしている人を見て心底羨ましくなるものです。その人達は十分に仕事で活躍して、いい感じな人生を歩んでいるように隣からはみえます。

そんな隣の芝生の例として、buildersconの主催であるlestrratさんがいます。彼は「仕事」「子育て」「カンファレンス運営」「たまの執筆活動」「OSS活動」「肉焼き」という人生を送っている様です。

lestrrat.ldblog.jp

しかし自由すぎる、彼は一体どんな会社ではたらいているというのだろうか、もしかして役員の弱みでもつかんでいるのでは…そのように勘ぐり、ワンチャン俺も弱みをつかんでみたい!そこまで言わなくとも、もっと良い生き方働き方みたいなのを知りたい!

…という流れで、lestrrat氏が勤務しており、buildersconに協賛もいただいている株式会社 HDE 代表取締役副社長 宮本和明さんとお話をしてきました。




ーー(私)本日はお時間いただきましてありがとうございます。牧さん(lestrratさん)からお話を伺いまして、HDEの経営陣は皆すごいエンジニアだぞ!と。その中でも宮本さんは色々ある(色々な意味で)ということで、今日は色々なお話をお聞かせ願えればと…。

(宮本さん)「(笑)いえいえ、僕はすごいエンジニアではないですよ。たしかに起業当時は製品のコードも書いていましたが…」

ーーそうはおっしゃいますが、宮本さんはこのようなPHPの技術書籍を単著でだされていますよね?(スッ

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「あっ!よく見つけましたね!」

ーーPHPerですから!

注:アマゾンで仕入れました、添付CDROMにRedhat Linux 7.2(ELではない)が入っていて時代を感じる。
ホンキで学ぼう!PHPのキホン

ホンキで学ぼう!PHPのキホン

「まあ、今社内にいるエンジニアとくらべれば最下層ですよ(笑)」

ーーご謙遜はさておき、宮本さんはなんと(?)日本PHPユーザー会の発起人の一人ですよね?

「そうですね、その前に日本PostgreSQLユーザー会の流れもあったのですが、僕も日本PHPユーザー会の立ち上げに協力しました。一時期、サイトのドメイン費用や会合時の会場の提供などもHDEがサポートしていました。」

注:HDEはイスラエルのZendプロジェクトに少額出資までしていたらしい。「企業としては二番目の出資」すごい! http://oldwww.php.gr.jp/seminar/20030830/doc/light-hdectl.pdf の P29

ーーすごい!いちPHP愛好家として当時の貢献に感謝いたします!!HDEとしてもOSSのサポートをしたのですか?

「HDEは立ち上げ初期の当時、LinuxPHPなどのオープンソースソフトウェア(以下OSS)を用いたビジネスをおこなっていました。

当時、大手ベンダーのUNIXサーバーは500万位した時代に、OSSDOS/V機とOCNエコノミー等を利用することで断然安い価格で「インターネットにつながる箱」を提供していたんです。

これはOSSがあるからこそ出来ることでした、その恩返しではないですが、OSSをささえる一員として参加していきたいと…」

本当の当初、このようなものを販売されていた。なんとPHP2でかかれていたらしいぞ…?隣にならんでいるのはVRMLNetwareだ、時代!
ASCII.jp:TODAY'S NON-STOP NEWS vol.3

ーーなるほど、私も昔似た商売をしていましたよ…OCNエコノミー…メール…カウンター…当時フリーライダーだったのを反省します。そうだ、HDE Controllerという管理ソフトウェアも販売されていましたよね

「今も販売していますよ

そうですね、HDEは2000年台は特にLinuxとメールシステムのパッケージに力をいれていました。当時はITバブル崩壊などもありましたが、都銀などの金融機関ともお付き合いさせていただいてましたね」

ーースーツでバリバリと前線にいたと

「ただ…リーマンショックは影響が大きかったですね…。パタッ…っと流れがとまってしまいました。

会社には非常に厳しい時期となり、僕も一旦間接部門に退く事になりました。

あのころは方向性を決める力も、人材も不足していましたし、アンテナも低かった」

ーー…

「間接部門にひいた後、技術系以外のところでコミュニティ活動を再開しました。たとえば「ごじかん会」を立ち上げたりしました。これは人事の人たちの交流会です」

「人事系情報交換会 ごじかん会」
ごじかん会

その他にも「特定非営利活動法人 楽器で笑顔基金」などの立ち上げもHDE立ち上げ経験を活かしてサポートされたとのこと
特定非営利活動法人 楽器で笑顔基金

ーーなるほど(わからん)

「違う分野の社外活動はやりがいがありますよ、なにしろHDEの中では下層の技術力であったとしても、普通の場においてはトップクラスの技術力ですからね!」

ーーあっわかる!

メーリングリストを設定できるだけで、非常に感謝されるわけです」

ーーやばい、わかってしまう…。

「『テクノロジーを解放する』という社是もありますので、その意味でもHDEと合致する活動なのです。

そして社外活動には出会いや学び、発見もありますしね」

ーーそういえば、宮本さんは不思議な活動もされてますよね、Twitterのbioにポンジュース蛇口勝手プロモーター」とあったのですが、一体これは?

「僕は愛媛出身で、みかんジュースが好きなのですよ」

ーーはい

「それで、同じ愛媛出身のCybozuの高須賀元社長がいよかん大使になったんです」

愛媛いよかん大使、伊予観光大使のことらしいです
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/topic/2003/12/11/833.html

ーー初耳です

それが同じ愛媛出身としてすごくうらやましかった!僕もなりたかった!

ーーなるほど?

「僕はどうもなれそうにはなかったので、自分でWikipedia愛媛県人の鉄板ネタ、ポンジュースが出る蛇口』のネタを書きました。

そしたらその翌年くらいに、本当に現実世界に蛇口が登場したんですよね。ちょっと貢献したのかなと。

なので、僕が(多分もっとも初期のころに)広くインターネットで知らしめ、広めたのです!」

問題(?)のWikipedia、「えひめ飲料」のページ
えひめ飲料 - Wikipedia

(おそらく)その時の編集履歴
えひめ飲料 - Wikipedia
このIP「210.253.209.177」をWhoisしたら、たしかに「netname: HDE」であった…。

ーーすごい!?でもPR仕掛け人とかではないんですよね?本当にいよかん大使になれなかった腹いせなんですか?

「いや、それ以外にも意味はありますよ。本業以外のコミュニティで活動すると当然ITの話は通じませんし、自分をよく見知ってもらうためにはわかりやすい自己紹介が重要です。

これで『愛媛出身のポンジュースの蛇口勝手プロモーターの宮本です!』といえるんですよ」

ーーたしかに普段テック系だと「PHPerです〜」と言ってれば自己紹介になりますけど、一般の人には通用しませんしね…そしてまんまと私もネタにしてしまいました…参考にします!

「先程も言いましたが、本業とは違うコミュニティとお付き合いすることは重要ですよ。なにせHDEの今の人事部長もそういった外の付き合いで知り合いました。

HDEが真剣に考えている多様な働き方のアイディアや、業界にかぎらないマネージ論なども広く教えを請うことが出来ます」

完全に余談なのですが、帰りにとても共感できる(髪型や髭の感じが)方とエレベーターにのりあわせたのですが、人事部長さんだったようです。エレベーターのボタン操作が丁寧でした。
www.hde.co.jp

ーーポンジュースから突然マネージ論にいきますか

「マネージは重要ですよ。仮に現場の技術者であったとしても、ある程度の年数をかさねれば必然的に何人かのチームを率いる事を期待されます」

ーー普段したっぱフリーランスですけど、わかります

「エンジニアは性格として細部にこだわりがちです。神は細部に宿るといいますし、それは重要なことではありますが、ことマネージにおいては一旦任せる事も重要です。

でも、自分でやってしまいたい。そこでぐっと我慢する必要があります」

ーーよく聞く話ですね、実装者が「こうしたい!」といってきた時にどうするか、我慢ですか〜まあそうですよね

「そこでですよ、本業ではないコミュニティ活動では、一スタッフとして思いっきり細部にこだわる事ができるんですよ!

社内では今後のためにぐっと我慢していたとしても、社外のコミュニティなら立場が違うので、細部にこだわってもいい、ストレス解消にもなるのです」

ーーすごい、なんかいい話が展開している!

「たとえばエクストリーム出社という試み知っていますか?僕は娘と参加して優秀賞をいただいたことがあり、その時に運営の方と仲良くなりました。

HDEは多様な働き方を研究していますが、このエクストリーム出社は新しい働き方のはしりではないかと思い、その時運営の方々と仲良くなってエクストリーム出社のイベントをHDEの広報予算からすこしもらってですね…当時の銀座 Apple Storeで開催するお手伝いをしたりしました、TVからも取材されたりしましたね」

当時の記事
dot.asahi.com
その時のTogetterがこちら
togetter.com

ーーエクストリームだけに若干ハラハラしますが、なるほど私もエクストリーム出社は聞いたことがあります

「ちょうどこの頃は子育てにも力をいれていましたね、お弁当をつくってブログに掲載したりとか…まだまだそのころはそういう風潮は少なかったのではしりでしたね」

宮本さんは「 「本業IT、副業育児」のイクメンター」である、たとえばこんな所からも取材が
http://www.dadcco.com/hpgen/HPB/entries/196.html

ーー宮本さん色々トライされてますね〜

「子供を育てるのって、自分が覚えていない物心付く前の時間が補完できてとてもおもしろい事ですよ。この結果、多様な働き方をリアルに考える事ができる強みにもなりましたしね。

そして2012年に直接部門に復帰しました」


(長い記事ですので、唐突ですがドクペ情報です。HDEオフィスにはなんとウルトラレアな公認 Dr Pepper 自販機があるのです!)


ーー今の主力事業であるHDE Oneでしょうか

www.hde.co.jp

「メールを強みとしていたHDEが東日本大震災後、事業継続性やBYODなどの時代の要請から、クラウド活用のコンサルから始めまして、多くのお客様に導入をいただきました。

今でも新規契約がふえ続けて成長を続けていますが、現在では継続契約いただいているお客様からの収入が大半を占めるほどになり、大変順調です」

ーー多くの企業が必須であるメールの深い知見をもっていたからこそだと思います。盤石ですね!こうなればもっとBuildersconに協賛してHDEの名をしらしめ、人材を集めましょう!!(?)

勿論、ご存知の通りHDE様はbuildersconにかぎらず、様々なカンファレンスに協賛をしています。国外カンファレンスも多いのがポイント?
- builderscon tokyo 2016
- Pycon JP 2016
- YAPC::Asia Tokyo 2015
- GopherCon India 2015
- PyCon APAC 2015 in Taipei
- DockerCon 2014 in San Francisco
- PyCon APAC 2014 in Taipei

また、自社のカンファレンスも開催されています
www.hde.co.jp

「勿論人材を集めています。

…ところが、最近国内で人材があつまらないのですよね…」

ーーそうなんですか?増えていると伺っているのですが

「そう、国内で人材をさがす事がむずかしかったので、数年前から国外に目を向けています。

正直、オフショアなどの失敗事例をよくきいていたので最初は不安だったのですが、東南アジアの大学の就職フェアなどに参加したところ、『東京からきた?しってるぞ!渋谷!きいたことあるぞ!秋葉原は近いのか?』などと反応がありました、予想以上に東京の街の魅力があったようです。

そしてお会いできた人材はとても高いレベルの大学の、さらにその上澄みの方々で、非常に能力が高い人がHDEがに就職をきめてくれたのです。

彼らは礼儀も正しいので英語が下手な我々の話も真剣にきいてくれるし、むしろ、しばらくすると日本語を話し始めたりするんですよね。

今ではエンジニアの半数が国外からの人間になりました」

国外にむけてFacebookのページもあります、いいね数5000オーバーはすごいですね?
https://www.facebook.com/hde.global/

ーー国外の方がそこまで多いとなると、公用語は?

「英語です、二年半前からとりくんできました」

ーー社内英語公用語…強い…(?)反対などなかったのですか?

「勿論みんな面食らって開発部長が当初「抵抗勢力」になってましたね(笑)

そこで最初に開発部長を、実験的にセブ島に「流し」てみました。通称「セブ島流し」です」

「セブ送り」が正式名称らしいです。
blog.hde.co.jp

ーー字面だけみるとまったくおだやかではない…人体実験では??

「でも、それで帰ってきた人間が「ええ、もうやりましょう!」っていいだしたんですよね(笑)

なんかよくわからないけどこれいいよね!ってなりまして、今までに十何人も流しました。」

ーーはは〜〜

「実験ですので、色々な調査もおこなったのですが、どうやらTOEICである一定の点以上だとあんまり効果がないですね。楽しむだけでかえってきちゃう(笑)

点数が低い人間は「オープンマインド」がたりていないのか恥ずかしがってしまう。そこがセブ島で開放されるようです。

一応セブ島以外も試したのですが、フィリピンのお国柄ですかね、苦手意識がなくなるのにはセブが一番だと結論しました」

ーーそこまで調査されているとは。みんな行きたがるのでは?

「一度行くと丸一ヶ月かかります、業務もありますから、希望者がすぐに全員というわけにはいかないのですが…。

また、最近は採用時に英語がある程度出来る人間が増えてきているので、回数も減ってはきていますね」

ーー希望者が多くて、島流ししてもらえないと…

「そうですね、しっかり効果が出る人間をみきわめて島流しにしています」

ーー実験的な島流し、大変に参考になります。私も流されるならセブにします。エンジニアさんは納得ですが、営業さんはどうなのですか?国内向けのお客様がメインと思いますが。

HDE Blogではエンジニア向けの記事が多く、英語の記事も多いです(以下の記事は社内勉強会のレポート)。勿論日本語の記事もありますよ。
blog.hde.co.jp

「最初はエンジニアだけかなとおもっていたのですが、元々英語が出来る人間いたので、国外でもサービスの営業をしたところ、売れることがわかりました。こうなれば国際的な販売を見据える事になりますので、営業も同様とすることになりました。

国際的といえば、最近では『海外かばん持ちインターン』というインターン制度をはじめました。

これはインターンの人をつれて、社員がタイなどへ出張するときに鞄もちをやってもらい、国際感覚をもってもらうという企画です。

毎年1〜2名くらいがそれで就職しているのかな」

インターンの方がエントリを書かれています
泥臭くラウドテクノロジー~HDE海外かばん持ちインターン@台湾day2~
This is my task!~HDEかばん持ちインターンシップ@タイ~

ーーすごい、いい企画ですね!

「ただ、去年のインターンで採用された方は中国の方だったんですよね。やはり世界に慣れている。

日本の方にももっと頑張ってもらいたいですね」

ーーいい人はいると思うんですが…巡り合うのが難しいですかね。

「日本では出来る人も「皆に知られているサービスを提供している」とか「花形で目立つ会社」にまずは魅力を感じるみたいですね。

HDEは堅実にインフラを支えて、お客様の成功に役立つ仕事でやりがいもあると思うのですが、なかなか…。

もしそういう事でもなければ、ちょっと日本人大丈夫かな、みえてないだけならいいんですけど…。

これは日本では制度上ありえない事ですが、先日インドネシアからきた方は未成年なんですが、飛び級で院卒なんですよね、性格もよくてすばらしい人です。

グローバルレベルで優秀な人とはたらいてみたい人はぜひHDEを検討してください!」

技術的にもすごいたくさんスタックがあるようですよ。いろんな技術つかってるなー(偶然にも最初にPHPきてるぞ!最高!)
HDE | StackShare

ーーやっと会社の役員っぽいことをいいはじめましたね

「時代は非常に変化していますし、エンジニアは変化を受け入れて、むしろ変化を自分でつくっていけないといけない時代ですし。そういう人はぜひHDEで色々チャレンジしてみましょう!」

ーーそういえば、builderscon主催の牧さん(lestrratさん)が御社の社員ですが、育児のためにかなり自由度の高い働き方をされているようです。HDEには良い制度がそろってるんでしょうね?

lestrratさんのHDE Blogにおける育児エントリ、なお調べた時点で458ブクマ!
blog.hde.co.jp

「ああ、よく聞かれるのですが、HDEにはそういった制度は多くはありません」

ーーえっ、しかしそういう働き方をしている方が多くいらっしゃると聞きます。

「まさに今、働き方が色々でてきている時代なので、世の中に「こういった制度があれば万全」といった統一の答えがありませんね、

HDEでは制度のかわりに「やってみたいことがあったら、言ってね!」と、実験として多様な働き方をサポートしています。

例して、今はマネージャーは週に一回在宅勤務をやることになっています、これは制度ではありません。

その結果には色々な情報があります。実はこういう機能が必要だった、こういうやり方はさっぱりダメ、等の発見がまだまだあります」

ーー気軽に挑戦できるのですか?

「規則にないという理由では却下しません。規則にないチャレンジ、実験を積極的にやっています。

ただ、実験ですので、必ず終わった後にはレポートを提出させるのと、事前に期間を設定します。これは既得権益みたいになる事を防ぐためのポイントです」

ーーなるほど、制度はなくとも実験のための枠組みがあるんですね。HDEさんは様々な実験をおこなってますね〜…。

「働き方にかぎらず、実験で得られる知見と、それに対応する変化は重要だと思っています。

今の事業はクラウドが主力ですが、もっと働き方をサポートして、カスタマーサクセス、お客様の実際のビジネス成功に寄与できているか調べていく必要があります。

勿論社員のみなさんにもそういった変化についていける、むしろ変化を起こしていける人を求めていますね」

ーー宮本さん自体、どんどん変化されていってますね、大学で文系になり、起業して、父になり、マネージ側になり、間接部門と直接部門を行き来して…

「そういったことも含め、変化が好きな人、むしろ変化を起こしていける人を求めていますね。

あと、ボードメンバー(役員)が3人おり、合議で経営しています。なのでだれか一人だけ突っ走るということは少ないため、体育会系よりも理屈っぽい人のほうが向いているとおもいますね。」

経営陣三人のプロフィールはこちら
宮本さんは三才で般若心経を諳んじる…どういうことなんだ…
経営者紹介 │ 株式会社HDEについて

ーー島流しの時点で体育会系な気がしないでもないですが…ただ、宮本さんとお話していると理屈もシッカリしているからか、お話がわかりやすいですね。

「正直英語はまだまだ大変なんですが、日本語については社内で一番得意かもしれませんよ(笑)」

ーーそういえば国文科をご卒業と

東大を理科一類ではいって、文系課程に転じたとのこと、ハイブリッドだ!

「そうですね、卒論は宮沢賢治の「やまなし」についてでした」

ーー私、あまり文学には明るくないのですが、あの「クラムボン」ですよね?あんまり普段文学にむいていないエンジニアに、なにか魅力を語っていただけますか?

クラムボンは小学校の教科書でも扱われるお話ですね、クラムボンはお話の中では何であるかは明かされません、

小学校の授業では、これが何であると言ったりしません、色々な想像ができることが大切だからです。泡であるとか、光であるとか、カニであるとか、様々な解釈ができるのがこの作品の醍醐味です。

エンジニアの仕事においては、要件であれ変数であれ定義をしっかりするところから入りますよね。「様々な解釈ができることを楽しもう」というクラムボンみたいなものは対局にあるのかもしれません、勿論どっちがどっちという話ではないですし、解釈や重要な場面も多々あります、というかエンジニアならばその方が多いでしょう。

ただ、定義しないことの楽しみも教養として持っておくといいのではないでしょうか」

ーーなるほど…私も元来型のないPHPerなのに、最近型にとらわれてきている気がします。自分はこうであるとか思い込まず、チャレンジしていきたいと思います!

「(笑)」

「やまなし」は青空文庫でも公開されています。
宮沢賢治 やまなし




エンジニアの話題といえばいつも技術のことばかり、あるいは仕事だマネージだと極端になりがちですが、HDEの宮本さんはネットや技術だけでない、社内外での広い取り組みはとても刺激になりました。 (今回は書かなかったですけれど、EUの一般データ保護規則(GDPR)とかの話もしてたんですよ!)

buildersconも「知らないを知る」というテーマのカンファレンスであるからして、これもまた一つの「知らないを知る」ことができた楽しいお話でした。

私も :tofu_on_fire: を解決するためのチャレンジと我慢、そして仕事外でのストレス発散をしていきたいと思います🌝

最後になりましたが、builderscon tokyo 2017に協賛いただいております株式会社HDE様は、共に変化にチャレンジする人材を募集中とのことです!

www.hde.co.jp